質量分析計

PrismaPro QMG250 / 四重極質量分析計

高感度、高安定性、残留ガス分析から各種高感度ガス分析装置としてご対応可能です。
質量数 100/200/300 amu
検出器はファラディー&チャンネルトロンを選択可能。

イオンソース
オープンイオンソース高感度RGAおよびリークチェックなど。イオン化電圧の可変型もあります。
ガスタイトイオンソース混合ガス中の微量ガス分析および定量分析など
クロスビームイオンソースプラズマ、Kセルからの分子線、脱離/発生ガスの連続分析
グリッドイオンソースUHV(超高真空)分析
真空計の接続 全圧表示が可能(オプションのI/Oモジュールが必要)
PKRフルレンジCCゲージ大気圧から5×10⁻7Paまで
PBRフルレンジBAゲージ大気圧から5×10⁻8Paまで

アナログスキャン測定
基本的な測定機能。残留ガス成分や分析計の動作状態を確認できます。

MID(マルチイオン)測定
横軸に時間(Time)、縦軸を電流値(A)表示にした測定イオン化係数を考慮しない素のイオン電流値です。
最大128チャンネルの測定が可能です。

MCD(マルチイオン)濃度測定
横軸に時間(Time)、縦軸に濃度(%、ppm,ppb)にした測定。
既知の濃度構成ガスで校正することで、より精度の高い測定が可能。
※上段がMIDグラフ 下段がMCDグラフ

分圧測定
分圧測定では測定対象ガスの適切なイオン化係数を入力して校正する必要があります。
校正後にMID測定画面で分圧表示が可能となります。

テクニカルデータ

モジュラー型分析システム

多目的ガス分析システム
HiPaceターボ分子ポンプによる作動排気システム。
3種のガス導入オプションを用意、0.03mm, 0.1mm, 0.3mmのオリフィス等から選択できます。

オンラインガスモニターGSD350
Omnistar/Themostar

大気圧ガス測定用質量分析計
大気圧のガスを直接分析が可能
1~300amuまでの質量数を分析可能
二段減圧方式による高速レスポンスとマスディスクリミネーションの抑制
く100ppb以下の検出限界を実現 ※ガス種に依存
ガス導入機構と独自のイオンソースをコンパクトに組み込み、ガス導入部のキャピラリーは最大350℃の加熱制御可能なヒーターを標準装備
幅広いアプリケーションで効果的なガス分析を可能にします。
定量分析支援ソフトウエアー
真空計MPT200を搭載、全圧真空度表示が可能。
7インチのカラータッチディスプレイ採用
ドライ型真空排気システム内蔵、ディスプレイパネルで簡易測定、モニターが可能
重量23Kgで軽量コンパクトサイズ

Omnistar / オムニスター
ステンレス製ガス導入キャピラリーを採用。導入部と分析室間にシャットオフバルブを装備。
耐久性の高いキャピラリーと、未測定時にガス導入を停止できる使い勝手の良い構成です。
吸着の少ない一般的なガス(窒素、酸素、アルゴンなど)分析に向いています。

Themoster / サーモスター
ガス導入部は石英管キャピラリーを採用。
分析室と導入部はオリフィスで区切られており吸着によるメモリー効果を最小限度に抑えられています。
特に触媒開発・分析での発生ガス中の酸化物等の高精度測定に向いています。
TGA熱分析とのカップリングによるTG-MSに対応。